FIAT/CODE2のイモビライザーキー作成ならお任せ下さい。
FIAT DUCATO code2のイモビライザーキー作成・登録
埼玉県所沢市にてキャンピングカーの「FIAT DUCATOの鍵が登録出来ないので何とかして下さい。」
との事で何とかして来ました。
以前も他の店舗でお世話になっている車屋さんです。
2006年式のDUCATOで勿論コード2です。
鍵は全部で3本ありますが、その内エンジンをかけられる鍵が1本しかなく、新品のキーを取り寄せてエグザミナーを使っても登録が出来ないという案件です。
セキュリティーカードもあるので、MVP-Proで登録を試みますが左画像のエラーコードが原因でしょうか・・・登録が出来ません。
よく解りませんが、配線関係が原因でしょうか・・・。
とにかくテスターでは無理なので、他の方法を試してみます。
イモビライザーのECUが左の画像です。
コード1のECUに似ていますね。
中身は全然違いますが・・・。
ECUの蓋を開けるとこんな感じです。
こんな小さなECUでも重要な鍵のデータが入っています。
しかもローリングコード・・・。
「8本足で良かった」と思ったのも束の間、すぐ脇に付いている極小の抵抗が邪魔しています・・・。
Eepromのデータを読み出し、専用のソフトで確認します。
以前から使っていたソフトは1本登録するだけの簡単なソフトなので、今回の仕事にはこのソフトを使いました。
ソフト名は教えられませんがすごいソフトです。
画像では確認しずらいですが、1本目と2本目に鍵が登録されているのがわかります。
唯一使えている鍵が2番目に登録されている事が判明しました。
この作業と同時に一応ピンコードの確認もしているのですが、セキュリティーカードに間違いはありませんでした。
上の画像の1番右が唯一エンジンをかけられた鍵です。
中央の鍵は新車時から有る鍵ですが、「気が付いたら使えなくなっていた。」との事。
左は本国から取り寄せた鍵ですが、何かの拍子に登録漏れの扱いになってしまったようです。
という事で、2本は再登録不可だったので、下の画像の鍵を作成しました。
できれば純正キーを使いたかったのですが、分解も出来なかったので左の社外品で対応しました。
結果、合計3本の鍵が使える様になりました。
このタイプはコード2ですが完全紛失からでも即日作成可能です。
エレクトロニックコード・メカニカルコードも検索可能です。
FIAT DUCATO code2 2007年式の鍵作成
今度は2007年式のDUCATOのイモビライザーキーの登録に埼玉県入間市まで行きました。
キャンピングカーの中でもかなり改造している車両です。
外見からは車種が解りません。
勿論コード2の車両なので、ID48のローリングコードです。
イモビライザーECUが左の画像。
OBD2のコネクターと一体型になっています。
このタイプはECUの脱着が楽です。
この後とんでもない事になりましたが・・・。
基盤を剥き出しにするとするとこんな感じです。
前の型とは違うTSSOP8のROMを取り外してデータを書き換えていきます。
現在2本の鍵が使えているので、そのデータを残しつつ新たに2本分のデータを入力しました。
登録した鍵を確認すると3番目に入っているのがわかります。
見難いですがブルーのUsedの文字が4つ並んでいるのは4本目まで登録されている証拠です。
このデータをROMに戻しエンジン始動確認です。
画像左の2本が今回登録した鍵です。
フィアットのエンブレム付きで作成したので、お客様も喜んでおられました。
問題もありましたが、無事に終了です。
自分の自信になる仕事でした。
このタイプも追加登録だけでなく、完全紛失からのトランスポンダーキーの作成が可能です。