ハーレーのカギ 円いカギを作ってきました。

ハーレーのカギ作成でよく依頼が来るのはエースキーという円いカギです。
今回は千葉県の山武市から依頼が来ました。
1本もカギが無い状態からのカギ作成です。

ハーレー・エースキー作成車両

いつもながらデカいです。

イグニッションスイッチ

比較的作りやすいのがこのイグニッションスイッチです。
このキーシリンダーに合わせてカギを作っていきます。
(カギが1本も無いのでこうするしかありません。)

エースキー用ピック

上の2本ともエースキー用のピックです。
何故2本使うの?

と思うかもしれませんが、使ってみれば分かります。

この他にもメーカー違いで2種類のピックを使い分けています。

2000年以降のモデルはカギ作成が難しくなっています。
(意地でもカギは作っていますが…。)

カギ作成にかかる時間(作業時間)は読めません。

早いときは15分程度

遅いときは2時間オーバー

ご依頼の際は時間に余裕を持てるときにお願いします。

サイドボックスのキーシリンダー

上の画像はサイドボックスのキーシリンダーですが、イグニッションとカギ違いな事が多いです。

今回の車両は1本のカギで全てのキーシリンダーを操作出来ましたし作業時間も30分ぐらいで出来ました。

キーカット真っ最中

カギのカット形状をデータ化して自動でカットしてくれるキーマシンを車載しています。
きれいにカット出来るのと作業時間短縮に一役かっています。

合い鍵の作成も承っておりますのでお気軽にお問い合わせください。

インディアンモーターサイクルのカギ

都内某所の販売店様からの依頼です。

ハーレーと同じエースキーですが、今まで使っていたカギを使ったところ途中で固まってしまいどっちにも回せなくなってしまったとの事…。

中途半端な位置で固まってます。

キーシリンダーを診てみると話で聞いていた通り回りません。

本来、画像の角度であれば縦か横でカギが抜けます。
原因は分かりませんが、どちらかに回さない事には作業が進みません。

何とか回せました。

30分近く掛かってしまいましたが何とか回すことに成功しました。

これでカギが抜けます。

再度このカギを使ってしまうとまた同じ事になりかねないので、とりあえずピックしてみます。

するとあっという間に回ってしまい少々気が抜けてしまいました。

この後問題無く使えるカギを作って作業完了です。

今回作業した車両です。

現在のインディアンモーターサイクルではエースキーは採用されていないとの事。

ZADIのギザカギかスマートキー的なカギになっているようです。

ハーレーのエースキー作成

ハーレーのエースキー(丸いカギ)の作成は結構な台数をこなしていますが、今回は本国のメーカーからキーナンバーで仕入れたカギが使えないという事で遠方のディーラー様からキーシリンダーとカギを送って頂きました。

送って頂いたキーシリンダーとカギ

依頼としては、キーシリンダーが壊れているみたいなので修理できますか?

という内容でした。

分解して調べるのはあまりにも手間が掛かるのでとりあえずピッキングしてみます。

すると一緒に送ってもらったカギと全然違うカットである事が判明。

お客様に連絡するとカギは1本あればいいとの事でレプリカのブランクキーにカットしてご返送しました。

作ったカギ

ハーレー・イグニッションシリンダー修理

東京都北区のバイク屋さんからの依頼です。

ハーレーのエースキーなんですがカギが抜けなくなりました!!!

との事。

シリンダーを外して下さいと伝え、後日連絡があったのでお伺いする事に・・・。

ハーレーのエースキー カギが抜けません。

中途半端なところで固まってます。

カギの持ち手のところを見ると捻じれています。
結構な力で回そうとしたのでしょう・・・。

何をするにもカギが抜けないとどうにもなりません。

試行錯誤した結果、何とかカギを抜く事に成功。

カギが抜けました。

何とかカギは抜けましたがまだ原因が分かりません。
何とかしてここから更に分解しないとなりません。

取り出したシリンダー

強引に回そうとした為かカムが変形しています。

この状態でもカギが回らないので更に分解を進めていきますが、ここから先の大事なところの画像を撮り忘れました。

修理完了

結局、ピンタンブラーの摩耗が原因でした。
エースキーでは考えられない程の摩耗状態でした。

色々加工したり部品を組み替えたりカギを作り直したりして作業完了です。

今回のケースは初めてでしたが、少しでも「おかしいな?」と思ったら早めに対処する事をお勧め致します。

ハーレーのエースキー(丸カギ)

ハーレーでは現在も使用している円いカギ(エースキー)ですが、たまにカギが割れます。
今までに10台ほど作業したでしょうか・・・。
もちろん割れたカギではまともには使えません。

割れたエースキー
曲がったカギ

上の画像を見るとお分かりかと思います。
割れた上に曲がってます。

この状態ではまともに使えません。
仮に使えたとしても破片がシリンダー内に残ってしまい、以後使えなくなってしまうかもしれません。

ハーレーのエースキー作成車両
ハーレーのエースキーのイグニッションシリンダー
ハンドルロックシリンダーもエースキーを使ってます。

上の画像は以前埼玉県のバイク屋さんでカギ作成した車両です。
大体はハンドルロックとイグニッションのカギは1個のカギで操作出来ますが、まれにハンドルロックが別カギになっている場合も御座います。

その際は費用も変わってきますのでご了承ください。

作ったエースキー

この時に作ったカギです。
ハーレーのディーラーさんにカギを発注する手もありますが、コロナ以降いつ入荷するかわからない状態が続いているようです。
当店にご依頼いただければお伺いしたその場でカギ作成が可能ですのでお気軽にお問い合わせください。

ハーレーのエースキー作成 in大宮

リアボックスのシリンダー

いつものSOX様ですが、何年ぶりでしょう・・・大宮店からの依頼です。

 

当店から少々距離もあるので他店に浮気していたようです。

いつも頼んでいる鍵屋さんがギブアップ!!!

 

と言う事で当店に話が来ました。

 

新しめのハーレーのエースキーは作りにくくなっています。

他にも数件同じ様な案件がありました。

 

今回は前に来た鍵屋さんに「サイズが違うからカギは作れません。」と言われたらしいです。

 

どこのサイズが違うのか解りませんが何とか作りました。

思いっきりハマリましたが・・・。

作ったカギ

安請け合いは出来ませんね。(^ ^`)