カワサキのイモビライザー

カワサキのイモビライザーも第3世代に入ったという事でしょうか…。
今までの機材ではキーブレードのコピーは出来てもトランスポンダーチップのコピーが出来なくて困っていました。

カワサキの新しいイモビキー

新しいチップが出てくると新しくコピー用のチップが必要になる場合も御座います。
試しに輸入しておいたチップがあるのを思い出しコピーしてみたところ、無事にエンジン始動出来ました。

ほんのチョットしたタイミングで断ってしまった案件もありましたが、今後はカギが1本あれば大丈夫そうです。

カギが1本も無い場合は今のところ対応出来ないと思います。

最近増えてきました。

最近増えてきました。
ヤマハのスクーターのカギ作成です。

スマートキー化が進んでいますが、新車でも1個しか付いていません。
スマートキー本体だけで2万円ぐらいしますので予備のスマートキーを作っておくか躊躇ってしまいますよね?

でも予め作っておかないと余計な出費になってしまいます。

殆どの車種でシートを開けないとSCUにアクセス出来ない作りになっているので非常用(シート解錠用)のカギも必要です。

ですが、これがまた使いずらい位置にキーシリンダーが付いており、カギ作成が大変な作業になってしまっています。

実際、キーシリンダーを壊された上に高額な代金を請求されたり現地に来たはいいが「これは出来ません。」と出張費を請求されたり・・・という話も耳にします。

当店ではヤマハのスクーター専用のスコープを作りカギ作成を短時間で作成出来る様にしております。

シート解錠用キーシリンダー

上の画像はNMAXのシート解錠用キーシリンダーにカギを差し込んでいる画像です。
ヤマハのバイクでは最悪の取り付け位置です。
リアタイヤの上にカギ穴があります。

シート解錠用キーシリンダー

上の画像はXMAXのシート解錠用キーシリンダーです。
NMAXに比べてキーシリンダーは覗きやすいので作業はやりやすいです。

どちらにしても他のバイクと違い直接キーシリンダー内部を覗くことが出来ないので専用のスコープを作成しました。

キーシリンダーを覗いている画像

上の画像が専用のスコープでキーシリンダーを覗いているところです。
他の手法もありますが、時間がかかるのと目に負担がかかるので何とかせねばという思いで専用スコープを作った訳ですが、おかげで作業時間が相当短縮出来ました。
通常のメカニカルキーの作成時間とほとんど変わりません。

同業者向けに販売も考えていますので気になった方はメールフォームからお問い合わせください。

ホンダバイクのスマートキー

今回はホンダバイクのスマートキーのピンコードについて投稿致します。

ホンダバイクのピンコード読み取り

中古車等でタグが付いていない車両も多いかと思いますが、ピンコード(セキュリティコード)をスマートキー本体から読み取る事が出来ます。

スマートキーが1個しか付いてこなかったユーザー様やバイクショップ様等、朗報かと思います。

ピンコードさえ分かっていればお客様でもスマートキーの追加登録が出来ます。
(別途必要な道具もあります)

非常に安価で調べることが出来ますのでお気軽にお問い合わせください。

また車種にもよりますが、スマートキーの全紛失についても対応しておりますのであわせてお問い合わせください。

ホンダ・パンヨーロピアンのカギが抜けない。

先日都内のバイク屋さんから頼まれた案件です。

ホンダ・パンヨーロピアンカギ抜き車両

ONにもハンドルロックにも回せずOFFの状態で中途半端にカギが刺さっています。
今まで色んな状況の作業をしてきましたが、この状態は初めてです。

引き抜いたカギ

四苦八苦しました。
何とか無傷で抜けましたが、引き抜いたカギを見てみると随分と曲がってます。

強引な使い方をしない限りあり得ない状態ですが、このタイプのカギは少々差し込みにくい場合があります。
ちょっとした角度による場合がほとんどですが、イラついていたんでしょうか・・・。

作り直したカギ

カギは無事に引き抜けたので新しくカギをカットしてイモビのチップを移植して最終確認です。

普通に使えます。

作り直したカギでエンジン始動出来ました。
勿論ハンドルロックもちゃんとかかります。

という事はキーシリンダーは無事だったという事です。
これ以上の修理は必要なしという事で作業完了です。

カワサキ Z650RSのカギ作成

山梨県は甲府市のバイク屋さんからの依頼です。
「カワサキのZ650RSのカギが無いので作ってください。」という事で作成致しました。

キーシリンダーと純正ブランクキー

遠方なのでキーシリンダーを送ってもらいました。

私も言葉足らずでした。

画像のキーシリンダーはシートロックのキーシリンダーでしょうか。

これではイグニッションのキーシリンダーは使えません。
とはいえ出来るところまで作業して、後日改めてイグニッションシリンダーを送って頂きました。

イグニッションキーシリンダー

ハンドルロックは掛けていなかったようです。

たまには遠方まで出張するのもいいかなと思っていたのですが、またの機会という事で・・・。

このタイプはカギが1本ある状態で合い鍵の作成は何度もやっているのですが、1本も無い状態でのカギ作成は今回が初めてです。

新種のブランクキーを使用しているのでまだキーマシンにデータが入ってません。
(データの更新が遅いかも・・・。)

という事でアナログ的にカギを作成していきます。

onに出来ます。
off状態
ハンドルロック状態

スムーズに使えるカギが出来上がりました。
ギザカギと違い作成するのも大変ですが、1からの作成は楽しいです。

カット済み画像

上の画像は別の車両の合い鍵を作成した時のものです。
現在このタイプのイモビライザーには対応出来ておりませんので当店で作成出来るのはメカニカルキーのみとなります。

上にも記載しましたが、燃料タンクやシートロックのキーシリンダーだけではカギ全体のカットが出来ません。
郵送の場合はイグニッションシリンダーが必要です。
取り外しが出来ない場合は出張作業となりますので金額等ご相談ください。

バイクのBMW カギを無くした

今にも雪が降りだしそうな曇り空です。
東京都内某所、BMWのバイクのカギ作成に伺いました。

BMW K1200RSカギ作成車両

イモビライザーも非装着なのでシリンダーが壊れてなければカギの作成は問題ありません。
今回は2本作成を頼まれたのでサックリ作成して完了です。

作成した2本のカギ

コロナ以降ブランクキーの入手も困難な状態も続いていますが、諸外国から仕入れて何とか対応出来る状態は保っています。

BMW F650カギ作成車両

他の日にカギ作成したBMWのF650です。
この時はハンドルロックが掛かってなかったので作業車の近くまで押してきての作業でした。

どちらも同じタイプのカギを使用しています。
カギを落とした場合はキーシリンダー交換した方が安心出来るでしょうが、カギ作成した場合と費用面でかなりの差があると思います。

また、お伺いしたその場でカギを作成するので陸送する必要もありません。
あまり遠方だと出張費が加算されますので状況に応じて依頼先を決めた方がいいでしょう。

やっぱり折れる

以前苦労して修理したBMWのスマートキーと同じ状況です。

今回は九州から送られてきました。

折れたジャックナイフキー

BMWのバイク用です。

スマートキーです。

燃料タンクはスマートには開きません。

という事で修理します。

修理した後のスマートキー

折れたカギは接着出来ないので新しいカギと入れ替えで対応します。
気を付けて使用しないと今回の様になってしまいます。

以前は専用のブランクキーが無かったので他の材料を加工して作りましたが、今回からはBMWバイクの専用ブランクキーを使用していますので純正キーと同様の強度があります。

キーカットの形状ですが、純正キーとは少々違うカットになっていますが、純正キーよりもスムーズに抜き差し出来るカットになっていますのでストレスなく使用出来るかと思います。

費用についてはお問い合わせください。

ホンダ PS250のカギが折れた

久しぶりに折れたカギの引き抜き作業です。

都内某所、当店に依頼が来た前日に他の鍵屋さんに依頼したところカギ穴を覗いて
「あ~、カギが中に残ってますね~。」
カギを抜く事なく帰って行ったそうです。

折れたカギ

特に無理をしてカギを回した様な形跡はありません。
単純に摩耗と金属疲労かと思いきや、シリンダー内部の汚れが原因だったようです。

この時はカギを引き抜くのに約10分、新しいカギをカットするのに約5分。
早いと思うか遅いと思うかはお客様次第・・・。


状況にもよりますが、基本無傷で引き抜きます。
(他業者が作業した後の依頼の場合、無傷での引き抜きが出来ない場合が御座います。)

今回画像を撮っていない為、詳しい内容等はホームページで紹介しておりますのでご覧ください。
ホンダスクーター・折れ鍵引き抜き (fujilock.jp)

カワサキZ1000のカギが折れた。

いつものバイク屋さんからの依頼です。
カワサキのZ1000のカギが折れたので作り直すのと折れたカギを抜いて欲しいとの事です。

カワサキZ1000カギ折れ車両
ガソリンタンクでカギが折れています。

カワサキのバイクではよくある事です。
他のメーカーよりもタンクキャップのシリンダーが固着しやすいです。

イグニッションはエンジン始動するたびに使いますが、タンクキャップは使用頻度が落ちます。
経年劣化ですね。
シリンダー内部の潤滑剤(グリース)の油分が無くなりカサカサの状態で固まってしまいます。

カワサキのバイクでは車種を問わず起きうる現象です。

折れたカギ

無事に折れたカギを抜くことが出来ました。
燃料タンクは奥行きが無いので抜きやすいです。

この後新しいカギをカットしてシリンダーを整備して作業完了です。

KTM DUKE690 鍵無し車輌の鍵作製

いつもの川口のバイク屋さんからの依頼です。

KTMのDUKE690の鍵が無いので作って下さい

との事で出張作業です。

KTM DUKE690カギ作製車輌

ウェーブキーだと大変だなぁと思いつつ、車両を見てみるとZADIのよく見るシリンダーだったのでホッとしました。

大変だったのがこちら。

ヘルメットホルダー

同車両に付いていた後付けのヘルメットホルダー・・・。

ぴったり入るブランクキーがありません。

こんな時はちょっとずつ矯正。

スイッチON

最後に確認して

出来上がった鍵が上の画像です。

有難う御座いました。